ELEMENT
今月、カリフォルニアのThe Beehiveからお届けするのは、
人気急上昇中のR&Bシンガーソングライター、
ASTNのSessions at AllSaintsデビューライブ。
ASTNは初めて訪れたマイアミで、作詞家のPoo Bearと合流しメローでソウルフルなElementをつくりあげた。リラックスした様子でASTNが歌うのは、いつもそばに彼の世界を明るく照らしてくれる人たちのことについて。
ロマンティックなバイブスを感じて。
"まったく....どこから話せばいいのか分からないけど、この楽曲は、自分にとって大きなストレスを感じるものであり、それと同時に自由を感じさせてくれる。また、怒りを感じさせると同時に平穏も与えてくれる。いつも心に感じるものを歌にするんだけど、この楽曲は心のために書いた感じかな。昨年、僕は完全に自分を見失っていて、そんな難しい時期のど真ん中にいるときに、とてもクリアなビジョンが突然生まれたんだ。その2年間のいいところは、まるで2つの全く違う人生を生きてきたような感覚になったことだよ。ASTNとJOHN AUSTIN SANDERSのね。1人は何に対してもYESと言う覚悟が出来た生まれ変わった若者と、南部出身で物静かな優しい物言いの音楽キッズ。この二元性はこの明確なビジョンの始まりだったんだ。"
彼は新しいアルバム「Where Do We Go From Here? 」を通して、自己表現の変化を経験している。自己解放という意味において、彼自身のストーリーを語ることによって同じような境遇にある誰かが、彼の言葉に癒されることを願っている。ASTNはR&Bを新たな境地へと導いている。
Directed by: Jordan Ledy
Photography by: Jake Cloobeck
Cinematography by: James Mills